一宮町トイレ改造工事
小便器室・大便器室に各区画の分かれていたトイレは、バリアフルで何かと不便でした。
設備自体も古くなっていたため、大改修を行い、手洗いカウンタースペースのある広々としたバリアフリーの洋便器室へと変貌させました。
小便器室・大便器室の両室を分断するタイルの間仕切り壁を解体し一つの空間にしました。
同時に各便器、手洗い、タイル床を撤去し、床下部のコンクリートからやりかえました。
壁面は温かみのある無垢材の腰板と彩を加えるクロスにて仕上げました。
Before
①しっかりと養生を行い、工事外区域に傷がつかないようにケアします。
②天井・壁・床を解体して空間を確保します。
③土間コンを打ち直して土台を敷いていきます。
④無垢のフロア材には塗装を施します。
⑤クロスや腰板の下地を作っていきます。
after
左 約半畳分のスペースを広げれば収納付き洗面台が入ります。
独立洗面台を設ければ清掃用具をを隠せます。
また、手洗い時の水散りでトイレ周りを汚すことを避けられます。
右 廊下との間仕切壁にニッチを仕込みました。
インテリア用のカウンターとしても、予備の収納としても使えます。
建具と廊下間仕切り壁
入り口を一箇所にするため壁を作り直しました。
建具はアウトセットの引戸にすることで、ドアの開閉時に後ろに一歩動く手間を減らせます。
建具の正面に便器がくる配置のため、建具の採光窓は従前より小さくし、落ち着けるように配慮しました。
採光面の縮小は、便座と反対の手洗い側に磨りガラス窓をとることで補いました。